2019年 新年ご挨拶

2019.01.10
2019年 新年ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

2019年の干支は、己亥(つちのと・い)です。

己には「土」の性質、亥には「水」の性質があります。

つまり、水と土だから、相性が悪くけんかをします。結果、順調にはいかないといわれています。

漢字で言うと己は、成長した植物が整然とした状態という意味を持ち亥は、種子の中に閉じこもっている状態でま

だ芽が出ていない。どちらも植物の一生の中の状態ですが全然段階が違います。

では、60年前の1959年は、どんな年だったんでしょうか。

前年から始まった岩戸景気の中にあった高度経済成長の時代でした。

この年を代表するのが皇太子様と美智子様のご成婚です。

60年前に結婚された当時の皇太子が60年後の2019年、天皇を退位されて

新しい天皇が誕生する。

おめでたい話ばかりでなく安保とか労働問題とか郊外訴訟とかデモも多かった年であり、

伊勢湾台風では、5000人以上の死者が出ました。

また、亥年は、地震が多いといわれています。

1923年関東大震災 1983年日本海中部地震、1995年阪神大震災、2007年新潟県中越沖地震。

亥は、十二支の最後で植物の成長としては葉っぱも花も散ってしまい、種に生命を引き継いだ状態が「亥」です。

十二支には、それぞれの季節が割り当てられ亥の季節は、冬です。春の芽吹きまでじっと固い種の中でエネルギー

を内に込めている。亥に木編を補うと「核」となり内側の芯を意味します。

以上のことをまとめてみると内なる充実のために知識を増やし組織の人材育成や設備投資、財務基盤を固め次のス

テージの準備をする年だということになります。

2019年は、インプットを増やし2020年の新たなる展開へつなげるように心がけていきましょう。